
自分がiDeCoを始めたのは2020年度。
きっかけは親戚から言われた「やらないのは損だよ」の一言だった。正直、その時は制度の細かい仕組みまではほとんど理解していなかった。ただ、「税制メリットがあるらしい」「老後資金になるらしい」くらいの認識で、とりあえず職場に問い合わせをして手続きを進めた。
ちょうど同じ支店の嘱託さんも同時期に始めることになり、「まあやってみるか」という軽いノリでスタートしたのを覚えている。
口座はSBI証券で開設。当時は投資経験もそこまで多くなかったので、「分散が大事」というよく聞くセオリーだけを頼りに、目に留まったファンドに毎月500円ずつ積み立てることにした。
今振り返ると、かなり見切り発車だったと思う。
その後はというと、積立額も少額だったこともあり、個々のファンドの成績を細かくチェックすることはほとんどなく、たまに総額を確認するくらい。爆発的に増えることもなければ、大きく減ることもない。いわば「空気のような存在」として放置していた。
そんなiDeCoを、今回ふと思い立ってAIに分析させてみた。せっかく数年続けてきたし、一度ちゃんと状況を見てみるのも面白いかな、という軽い気持ちだった。
結果は……なかなか辛口だった。
保有しているファンドの多くはプラスだったので、「まあ順調かな」と思っていたのだが、分散しすぎていることで資金効率があまり良くないという評価。要するに、「悪くはないけど、もっと伸ばせた可能性はある」という感じだった。
言われてみれば確かに、500円ずつ細かく分けすぎていた気もする。
そこで今回、運用を少し整理して、パフォーマンスの良いファンドを中心に集約する方向へ見直すことにした。分散は大事だけど、「なんとなく増やす分散」と「意味のある分散」は違うということを、ようやく実感した気がする。
iDeCoは長期運用が前提の制度なので、短期的な結果に振り回されるものではない。ただ、何も考えず放置するよりは、数年に一度くらいは振り返るタイミングを作るのも大切だと思った。
次にしっかりチェックするのは、おそらく5年後くらい。
そのときに、「あの見直しは正解だった」と思える結果になっていたら嬉しい。

コメント