シチズン ATTESA ATP53-2704

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購入店:ビックカメラ.com
価格:80800円(ポイント12929円付与)
高校の入学祝に買ってもらった、セイコー製のダイバーズウォッチがおよそ15年ほど長持ちしたため、社会人になってからも、それを愛用していた。しかしながら、寿命が来てしまい、泣く泣くのお別れに。それまでは、そんなに時計についての物欲はなく、しいて言えば、オメガ製の時計に憧れがあるぐらいだった。そして、色々調べて探し始めてみると、自分は機能性に魅かれ、次に余り高価なものは敬遠するということだった。そうして、いくつかの情報を総合してみると、自分はメンテが要らないソーラー、電波受信、防水を基本としたクロノグラフでメタルバンドの時計を欲していることに気付いた。
で、迷ったのが、シチズンのアテッサシリーズかカシオのオシアナスシリーズだった。デザインで若干オシアナスに行きかけたところで、ATP53-2704の存在に段々と魅かれている自分がいた。オールチタン、DLC加工、ブラックな本体に映える赤針、限定5000本、ネックは定価120000円で、実勢価格でも80000円するというところだった。何日か悩んでいたが、社会人として数年経過して30代に突入しているし、ポイント換算すれば、実質6万円台だし、10年大事に使えばいいかと自分に良い解釈をして、購入したのだった。それから、仕事に向かう際には必ずこの腕時計をつけて、通勤するようになり、それは2015年に新しい腕時計を買うまで続いた。買う前と買った直後はやたらと、街中のサラリーマンや、社内の社員の腕時計を目で追う癖が抜けなかった。フィットアジャスターのおかげでその日の具合で調整もでき、少々雑に扱っても大丈夫だったし、汗で汚れてもハンドソープでキレイに出来て有り難かった。仕事で身に着けなくなった後も、外出する際にこの時計を選んで出掛けることも多々あった。とはいえ、段々と使用する頻度が減って、10年経過した頃、夜中の電波受信でも時刻が狂うようになってしまい、途方に暮れて地元の修理工房に持ち込んでみたら、受信機能部の故障とのことで、修理に約2万と言われたが、思い入れが勝って、即決で修理をすることにした。買った当初に比べて傷も増えてはいるが、まだまだ見た感じは綺麗なので大事なアクセサリーとして度々身に着けようと考えている。(2021/9/26記)

修理してから3年ほど経過した頃に充電不足で時計を止めたことがあった。「また日光に当てて元に戻すかな」と思って、天気の良い日に窓際に置いて満充電に。その日の夜中に窓にかざして強制受信を何度もさせたが、時刻補正がうまくいかなかった。日を変えて試すも結局正しい時刻を示すことは無く、また修理に出す気持ちが起きなかった。その時に自分にとってこの時計は寿命なのかなと感じた。そして、ベッドサイドに時刻が狂ったまま動き続けるこの時計を置いたままにしている。(2023/7/15)

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