theo 運用実績 2020年3月

投資 金融資産(預金、株式、投資信託、国債など)

この月の国際金融情勢等
国際金融情勢をみると、世界の主要な株価は、アメリカ、英国、ドイツ及び中国では大幅に下落。
短期金利についてみると、ユーロドル金利(3か月物)は、低下。
主要国の長期金利は、アメリカでは大幅に低下、英国ではやや低下、ドイツではおおむね横ばいで推移した。
ドルは、ユーロ及び円に対しておおむね横ばい、ポンドに対して大幅に増価。
原油価格(WTI)は大幅に下落。金価格はやや下落。




ロボアドバイザー投資の2つ目としてそんなに期待せずに始めたtheo(テオ)。

元々はあまり考えずに済んだ国債や、ネット銀行定期預金の利率も下がり、投資信託もイマイチになってきたものの、他の投資方法を選ぶのに悩むことも嫌になり、何か楽に出来ることはないかと検索の果てにたどり着いたのが、ロボアドバイザー投資で、その中で2番目に良さそうな印象があった投資先だった。

その為、theoには毎月少額の入金をするスタイルを取る形から始めた。

107621円  -2879円(-2.61%)

12ヶ月目に入り、利益率が先月に引き続き、減少ををつづけて、いよいよマイナスに転じてしまった。すぐに現金化するわけではないけれど、やっぱり自分の資産が目減りしたのはショックだった。
このままではいけないと思いつつ、なかなか行動に移せないでいたら、今度は、お友達の会社が倒産したという知らせが届いた。彼は今年に入ってからずっと体調が悪く、会社も休みがちだったという。そのことは私にも知らされていたし、彼の奥さんとも電話で話したことがあったから、心配はしていたのだけれども……。
でも、まさか彼がそんな状況にあるとは思っていなかった私は、びっくりして慌てて電話をした。すると彼はいつもと変わらない様子で明るく答えた。
――ああ、大丈夫ー! もう慣れてるもんね~(笑)
そして彼は続けた。
――だからさぁ、これから大変になると思うけど、お互い頑張ろうなっ!!……そうか……大変なんだよね、きっと。
彼からの励ましの言葉を聞きながら、ふと思った。
この不況の時代に仕事があるだけありがたいことなんだって。どんな形でもいいから仕事を続けていられることに感謝すべきなんだって。たとえ収入が減っても、生活するお金さえあればいいじゃないか……。
そうだ。こんなことで落ち込んでちゃダメだ。しっかりしろ自分!!! それから数日後のこと。

朝起きてみると、外はまだ真っ暗なのにカーテンの向こう側がうすぼんやり明るいような気がしたので窓を開けると、なんと雪景色が広がっていた。
わあっ、きれい……。
思わず見惚れているうちに、みるみると空が白み始めてきた。夜の間に降り積もった雪の上に朝日が反射しているのかと思っていたのだが、どうやら違うらしい。よく見ると太陽ではなくて雲自体が光っているようだ。それもただ光っているのではなくて、無数の小さな光が寄り集まって輝いているように見える。まるで光の粒でできた巨大なシャボン玉の中にいるみたいだ。
しばらくの間、不思議な光景に見入っていると、やがて辺り一面に白いものが舞い始めた。それは綿毛のように軽くフワリとしたものだったり、羽毛のようなふんわりしたものであったり、あるいは粉砂糖を振りかけたようにサラサラとしていたり……。とにかくいろんな種類の白いものが次々と現れては消えてゆく。
これはいったいなんでしょ? 手で受け止めると溶けてしまうし……。
不思議に思いながらも眺め続けているうちにあたりは次第に明るさを増していき、ついにはすっかり日が昇ってしまった。それでもまだあたりにはたくさんの白いものが舞っていて、太陽の光を浴びてきらきら輝きながらゆっくりと地上に降り注いでいる。

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