Nintendo Switch 2(日本語・国内専用) マリオカート ワールド セット +ドンキーコング バナンザ

買い物


購入店:楽天 楽天ブックス
価格:61,972円

子供用のゲーム機としては、我が家では少し遅めのデビューだったNintendo Switch。
だからこそ、後継機として発表された「Switch2」も、最初はそこまで焦ってはいなかった。

「発売日に買えたら嬉しいけど、まあそのうち適正価格で、ポイント還元が良い時にでも買えればいいかな」

そんな、わりと冷静なスタートだったと思う。

とはいえ、“念のため”の抽選応募だけは即座に済ませた。
さらに、周辺機器が値上がりする可能性も考えて、コントローラーやアクセサリー類はポイント還元が大きいタイミングを狙って先回り購入。
この頃はまだ、どこか余裕があった。

ところが、6月の発売以降、状況は一変する。

SNSには「買えた」「落選した」「店頭ゲリラ販売」などの情報が飛び交い、PS5発売当時を思い出すような争奪戦が始まった。
気付けば、ネット販売の開始時間を探り、楽天や量販店のページを巡回する生活になっていた。

7月に入る頃には、転売価格の投稿を見るたびにイライラするようになっていた。

任天堂も小売店も、本気で転売対策をしてくれているのは伝わってくる。
だからこそ、「絶対に正規ルートで買いたい」という気持ちが強くなっていった。

でも、買えない。

その状態が続くと、人は少しずつ疲弊していく。

親戚の中には、プレミア価格で購入して子供に渡した人も現れ始めた。
待ってくれている子供達の姿を見るたび、「早く遊ばせてあげたい」という焦りが強くなっていった。

夏休みに入っても、購入チャンスをものにできない。
「このまま年末まで無理なんじゃないか」
そんな悲観的な気持ちさえ出始めていた。

もっと増産してくれ――。
本気でそう願っていた。

そんな日々を繰り返していた、8月上旬。
仕事帰り、駅のエレベーターを待っていた時だった。

突然、購入チャンスがやってきた。

狙っていた「マリオカートセット」は敗退。
その後も楽天ブックスでは、周辺機器との抱き合わせセットが次々と販売されていく。

しかし、既に購入済みの周辺機器ばかり。
「ここで買うと被るな……」と、泣く泣く見送る。

そして現れたのが、「ドンキーコング バナンザセット」。

正直に言えば、バナンザは既にダウンロード版を買っていた。
完全に“被り”である。

でも、その時はもう、

「背に腹は代えられない」

そんな心境だった。

駅のエレベーター前。
スマホ片手に「あぁ……うぅ……」と唸りながら、
中年のおじさんが、無言のネット争奪戦に挑むこと十数分。

周囲から見れば、かなり怪しかったと思う。

だが――。

奇跡的に、
「バナンザ+マリオカート+本体セット」の購入に成功。

画面に表示された“購入完了”の文字を見た瞬間、全身の力が抜けた。

帰宅後、子供に「買えたぞ」と伝えると、家の空気が一気に明るくなった。
風呂に入りながらも、どこか放心状態だった気がする。

数日後、ついにSwitch2が到着。

箱を開けて興奮する子供の横で、自分もかなり嬉しそうな顔をしていたと思う。

もっとも、旧Switchからのデータ移行には想像以上に時間がかかり、実際に子供が遊び始められたのは、かなり後になってからだったのだけど。

なお、被ってしまった「バナンザ」のパッケージ版は、未開封のままブックオフへ持ち込んだ。
とはいえ買取価格は、思っていたほど高くはなく、ダウンロード版の購入価格より少し安いくらいだった。

それでも、

「正規価格で本体を購入できたこと」
「楽天ポイントもかなり付いたこと」

を考えれば、全体としては十分納得できる買い物だったと思う。

その後もSNSでは「まだ買えない」という声を多く見かけた。
だからこそ、自分は本当に運が良かったのだと思う。

そして同時に、欲しい人みんなの手に早く行き渡ってほしいと願うようになった。

実際に使い始めたSwitch2は、“待った甲斐があった”と思える完成度だった。

旧型より明らかに快適な動作。
対応ソフトに目を輝かせる子供。

その姿を見て、

「ああ、頑張って良かったな」

と、親として心から思えたのである。

(2026/5/16)

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